今回はファームジョブを辞めて、ケアンズに向かう途中で起こったアクシデントについて書きたいと思います。
始めに、私たちはラズベリーピッキングの仕事を辞めました。理由は賃金が安すぎるから、です。
2人でたくさん話し合い、考えた結果、限りあるオーストラリア生活を楽しむのが1番大切だということで、ケアンズに向かうことに決めました。
プランは24日の昼に家を出て26日の昼にはケアンズに着いているというものでした。
お金が無いため、サンドイッチやおにぎりなどを作って途中で外食をしないように考え、道路も有料を避けてGoogleマップが示す無料道路を選びました。
私たちのいたところからケアンズまでは2100キロあり、1日目は残り1500キロのところまで進みました。
すごく壮大な景色の中、楽しみながら進んでいました。次の日のため、夜もたくさんの動物とぶつかりそうになりながら、ぶつかって死んでしまったカンガルー達を見ながらも頑張って彼氏が運転し続けてくれました。
無料キャンプ場に着き、車内で寝ました。
次の日朝早くから出発し、ケアンズまで残り300キロの所まで行けたらいいな、なんて話しながら進んでいました。
Googleマップに従って順調に進み、ある所で右に行くと19分着くの遅くなる道があると携帯が教えてくれましたが、もちろん一刻も早く着きたかったので元の道を選択しました。
途中から道がコンクリートではなく砂利道になり、すぐ抜けるだろうと進み続けると道がどんどんと荒くなってきました。
道は赤い砂とたくさん砂利もありました。
だいぶと進んだところで車から変な音がしてきて、何回も止まって音のするタイヤを確認しましたが特に見た目に異常なく時速20キロくらいでゆっくり進んでいました。
ただ、次の道の合流地点までまだ3分の1くらいしか進んでおらず、私たちは引き返すことにしました。
引き返している途中も音がだんだん酷くなっていき、途中コンクリートの所が少しあったので、そこで止まることにしました。
よくよく見てみると何かブレーキの所が壊れている様子...
さすがにこれ以上運転できず、困っていたところに車が来てくれました。
男の人2人はタイヤを外そうとしてくれましたが、タイヤを固定しているボルトが固く閉めてあるみたいでどうにも出来ず、牽引をしてくれるRACQに電話した方がいいと教えてくれました。ただ、そこは電波がなく、電話も何もできない状態だったので、その人達が街に出たら電話してあげると言ってお菓子と水をくれて去っていきました。2時間くらいかもしかしたら日曜日で営業しておらず明日になるかもしれないと言われたので、私たちは車の中で待ったり少し歩いたりしました。
その方たちが連絡してくれるか、少し不安だったため、私たちはダンボールにRACQに電話するか牽引してくれる人を呼んできて欲しいと書いて車に置いておきました。
たくさんの人が止まり、声をかけてくれました。
夕方になった頃、とてつもなく大きいトラックを運転していた人が、止まってくれてサービス会社に電話し、誰かにメッセージを送ってくれました。
その後、おじさんが来てくれて状況を説明すると牽引用のトラックで来るから待っててと言われ、1時間後に大きいトラックに乗って来てくれました。
そして通ってきた1番近くの小さな街に戻ってきました。
長い長いストーリーなので、今回はここまで。
次は車や私たちがどうなったのかを書きたいと思います。
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